麻しんと風しんの二種類の病気を防ぐワクチンです。
 【麻しん】
感染力が強く、飛沫・接触だけではなく空気感染もあり、予防接種を受けないでいると多くの人がかかり、流行する可能性があります。高熱・せき・鼻汁・眼球結膜の充血・めやに・発疹を主症状とします。
 【風しん】
軽い風邪症状ではじまり、発疹・発熱・後頚部リンパ節膨張などが主症状で、眼球結膜の充血も見られます。妊婦が妊娠20週頃までに風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病・白内障・聴力障がい・発育発達遅延などの障がいをもった子が生まれる可能性が非常に高くなります。